[ 凪のあすから アニメ ]
他のみんなを陸にあがらせ光たちをさがしに
再び海にとびこむ要。
まなかを助けるちさき。
「美海ちゃんにだきしめられて
なくした気持ちが
すーって 呼吸するみたいに戻ってきて」
「私のエナが 光を好きだって
叫んでるからだよ」
「そう 呼吸するみたいに。
私だけじゃなくて
いろんな気持ちが 心の中に入ってきた。
美海ちゃんのお母さんは
美海ちゃんのお父さんに恋して 地上をめざした。
あかりさんが 紡くんのおじいちゃんが
駄菓子屋のさつきさんが
こうじ兄さんが
私の知らない いろんな人が
誰かを愛するために 地上へ
その中におじょしさま
おじょしさまが 泣いていた。
輝く海で感じていたのは
海にとけた物語。
海神様の物語。
海神様は 生贄だったおじょしさまを
愛するようになって
そして つらくなっていった。
おじょしさまは 生贄になる前に
地上に思い人がいたことを
自分のせいで 二人の仲を引き裂いてしまったこと。
おじょしさまは それをひとこともせめなかった。
けれど 海神様は 彼女を愛すれば愛するほど
どんどん苦しくなっていって
思い人を忘れられず
かくれて涙するおじょしさまを
地上にかえそうと決めた。
だけど 海神様は知っていた。
地上に残してきた おじょしさまの思い人は
おじょしさまを失った悲しみにたえきれず
かえらぬ人となったことを。
だからこそ 海神様は
おじょしさまから 誰かを好きになる気持ちを奪った。
その気持を持っていれば
愛する人を失った気持ちにたえきれず
思い人と同じ道をたどってしまうかもしれない。
凪いだ海は おじょしさまの心。
もうはげしく荒れることはない。
愛を失った 平静の心。」
まなかに人工呼吸するちさき。
そこにやってきた光。
まなかにエナが復活し息をふきかえしました。
「海が・・きれい」
きらきらと光る海。
美海はそのまま生贄状態。
美海を助けようとする光をとめる要。
今無理に助け出そうとしたら
まなかとおなじことになる。
「美海は ずっと海をみていた。」
小さいころから光を待っていた美海。
きっと助かる方法があるといって
もどっていく紡の前にうろこさまが
あらわれました。
海神様がシシオへつれてこいと言ったそう。
美海の前で悩む光。
『まなかが俺を好きになってくれる・・
俺はそれをずっと望んでた。
一番近くで いつも笑ってたかった。
まなかの笑顔を守りたいって。
でも 陸にあがってきて
不安におしつぶされそうだった俺を
一番近くで守ってくれていたのは・・
なのに 俺は お前の気持ちに全然気づかないで』
まなかを好きだと何度も叫ばせた美海。
「おまえ すげえ 傷つけて。
俺・・
おまえ なんなんだよ。
おまえ あほだろ?
どうして俺みたいなの好きになったんだよ。
まなかと両想いだって
美海 おまえがこんなになるようのダメなんだ!」
「好きにならなければ つらくならない。」
「誰かをおもえば 誰かがなく。
誰かを犠牲にして 傷つけて
そんなのが好きって気持ちなら
人を好きになるって
最低だ!」
涙を流す光。
「奪ってくれよ!海神!
俺の誰かを好きになる気持ち
丸ごとどっか持ってってくれ!
そんで 美海を助けてくれーーー!!」
その叫びと思いがひろがる。
「大丈夫だよ ひーくん。
美海ちゃんの気持ちは・・。」
『ああ 泣いてる。
光はバカだな。
海神様も バカだ。
海神様 どうして
おじょしさまの心を奪ったの?
だって おじょしさまは。
ああ おしえてあげたいな。
海神様に。光に。
誰かを好きになる気持ちは・・』
海神様の意志が動き出しみたま火が灯りました。
『光に伝えたい。
こんなふうに
私を思って泣いてくれる人を
好きになってよかったって。』
美海をとりまく海神様の意志。
バリアでもはられたように
美海のそばには近づくことができない。
『光が教えてくれたんだよ。』
「誰かを好きになるの
ダメだって ムダだって思いたくねえ。」
『そう。ダメじゃない。
好きな気持ちは ダメじゃない。』
光がバリアを割って美海を抱きかかえ
つれだしました。
くずれていく過去のおじょしさま。
「海神よ なぜ おじょしを」とみているうろこさま。
めざめた美海。
「海・・神さま
おじょしさまの 気持ち・・海に・・」
海にとけだすおじょしさまの気持ち。
「私も あの人を忘れたくはなかった。
だけど何より
子どもたちと あなたとの日々を
なくしたくなかった。
私の中の 愛する心。」
笑ううろこさま。
「なんて愚かなんじゃ。
神がきいてあきれる。
海神よ。
おじょしから愛する気持ちを奪っておきながら
その愛が 誰に向けられたものかは
わからなかったというか。
そして 今頃になって
海に溶けたおじょしの本心を知ったというか。」
おじょしさまの心に反応するみたま火。
「おじょしさまのかわりにまなかを手にいれ
海にとけた海神のむき出しの感情は落ち着き
海は凪となった。
傷つかなければ波がたつことももない。
そこに悲しみもないが 同時に喜びもない。」
みたま火は海神の意識。
「みたま火は 今まで自我を捨て
神としての役目を全うしてきたが
海にとけたおじょしの心に
思い出したんだろう。
そう。わしはうろこ。
海神のうろこ。
けれど 海神と同じく
あなたを永遠に愛している。」
みたま火に手をのばすうろこ様。
そこに目覚めた光の父が!
「美海 大きくなったな」
海と地上の間に生まれた子どもはエナを失う。
だから地上の危機がせまっている今
海の人間は冬眠しなければならなかった。
少しでも子孫を残し未来への可能性をつなぐために。
「しかし 美海がいる。
美海にはエナがある。
ならば これから先の希望も 残されている。」
うろこ様にも特に問題なし。
アキラにあわせてくれという父。
冬眠していても光が語った声は
届いていたのだそう。
『永遠に 変わらない心
時の流れに 変わっていく心
そのすべてが 間違いじゃない』
「おかえりなさい」
『凪いだ海が 動き出す』
波がおこりました。
目覚めた海の人たちがそろって地上へ
やってくるのをみる地上の人たち。
『月は 海から生まれる。
穏やかで やさしくて
はげしくて 痛くて』
ちさきも両親と再会。
『それでも どこまでもやさしい海。』
さゆにほほ笑む要。
まなかのところにいく光。
『好きは 海に似ている。』
まなかは美海のところへいき
良かったと手をとって喜びました。
「まなかさんが・・
まなかさんが ちっちゃいころからしってる
まなかさんだ!
おかえりなさい!」
「おかえりは私のセリフだよ!
おかえり!おかえり!おかえり!」
と美海に抱きついてさけぶまなか。
『すべては 海からうまれる』
すっかり元に戻った日常生活。
海村のみんなも通常営業。
まだ冬眠中の人もいるらしい。
父とご飯を朝ご飯を食べる光。
要といっしょに学校へ。
まなかはわすれものをしたとかで先にいくことに。
せっかく両想いだってわかったんだから
まなかとデートでもすればといわれ
そういうのはいいという光。
「いつかのちさきみたいなもの?
かわりたくないって。」
「いや かわってもいい。
だけど かわらなくたっていい。
自由だ。」
「うん。そうだね。」
遅刻して急いで歩くまなか。
アキラも海に遊びにきていて
いっしょに地上へ。
船の上には紡。
いつかつりあげられた網が。
大学に戻るけど休みには帰ってくるから
ちさきもさびしくない。
「地上からみる海って 好き」
「そういうのは俺じゃなく
光に言ってやるといい」
「い 今の ひーくんのことじゃないよ
別に〜〜」
と照れまくり。
魚面その魚のしゃべり方で会話する仲良し。
『まなかと紡が出会った時
運命の出会いだと思った。
だけど』
地上からふたりをよぶ光。
『運命なんて何一つない。
自分たちで変えていける。』
髪形を気にするさゆ。
背伸びしない方がさゆのよさとアドバイス
してあげる美海。
『地上で暮らしていた私は
海の人を好きになった。』
美海の好きな男の子はまだあきらめてない。
『その初恋で流した涙は
やさしい海にとけていった』
光 要 まなかも走ってきました。
『すべてを溶かしたその海は』
まなかのことも「まなか」呼び。
『これからも 新しい命と
新しい思いを生んでいく』
ちさきはそのまま紡のおじいちゃんといっしょに生活。
おじいちゃんの体にやさしい料理をお母さんに
おしえてもらうそう。
でかける紡と駅までいっしょに。
『いつかくる地上の終わり。
どうなるかなんて
まだ何もわからないけど
思いがきっと変えていける気がする。』
海をながめているうろこさま。
「海神様 まっことおもしろいですなあ
人間というものは。
傷ついても 答えはなくとも
それでもひたすら あがき
夢をみて
その思いが
おおいなる流れを変えることが
あるやもしれん。
ほう ぬくみ雪が やみましたな。」
砂浜を歩く光とまなか。
5年まえ光に伝えたいと言っていたことは
もう言葉にしなくても伝わっている。
「海に溶けて 空気に溶けて
時間を超えて
伝わる気持ち。」
「この世界には
たくさんの思いが輝いている。」
みんなの思いが、愛が、空気に海に溶けて
世界を変えていく。
愛の力は偉大だ。
海神様、おじょしさまを好きすぎて
その気持ちに気付かなかったのか・・。
おじょしさまの心を知った海神様も
今はからだがない状態だし
いっしょに溶け合って
海は幸せな気持ちで満ちていそう。
まなかが紡につりあげられたときは
本当に運命の出会いだと思ったけど
結局まなかは光とくっつくことに。
うう、美海がひとりかわいそうなことになりましたが
光よりいい男がきっといる!
最初から最後まで能天気なまなかより
美海のほうがヒロインぽかったな。
あ、もしかして美海がヒロインでいいのかな。
恋する少年少女たちの物語
楽しかったです。
先島光 花江夏樹
向井戸まなか 花澤香菜
木原紡 石川界人
伊佐木要 逢坂良太
比良平ちさき 茅野愛衣
潮留美海 小松未可子
再び海にとびこむ要。
まなかを助けるちさき。
「美海ちゃんにだきしめられて
なくした気持ちが
すーって 呼吸するみたいに戻ってきて」
「私のエナが 光を好きだって
叫んでるからだよ」
「そう 呼吸するみたいに。
私だけじゃなくて
いろんな気持ちが 心の中に入ってきた。
美海ちゃんのお母さんは
美海ちゃんのお父さんに恋して 地上をめざした。
あかりさんが 紡くんのおじいちゃんが
駄菓子屋のさつきさんが
こうじ兄さんが
私の知らない いろんな人が
誰かを愛するために 地上へ
その中におじょしさま
おじょしさまが 泣いていた。
輝く海で感じていたのは
海にとけた物語。
海神様の物語。
海神様は 生贄だったおじょしさまを
愛するようになって
そして つらくなっていった。
おじょしさまは 生贄になる前に
地上に思い人がいたことを
自分のせいで 二人の仲を引き裂いてしまったこと。
おじょしさまは それをひとこともせめなかった。
けれど 海神様は 彼女を愛すれば愛するほど
どんどん苦しくなっていって
思い人を忘れられず
かくれて涙するおじょしさまを
地上にかえそうと決めた。
だけど 海神様は知っていた。
地上に残してきた おじょしさまの思い人は
おじょしさまを失った悲しみにたえきれず
かえらぬ人となったことを。
だからこそ 海神様は
おじょしさまから 誰かを好きになる気持ちを奪った。
その気持を持っていれば
愛する人を失った気持ちにたえきれず
思い人と同じ道をたどってしまうかもしれない。
凪いだ海は おじょしさまの心。
もうはげしく荒れることはない。
愛を失った 平静の心。」
まなかに人工呼吸するちさき。
そこにやってきた光。
まなかにエナが復活し息をふきかえしました。
「海が・・きれい」
きらきらと光る海。
美海はそのまま生贄状態。
美海を助けようとする光をとめる要。
今無理に助け出そうとしたら
まなかとおなじことになる。
「美海は ずっと海をみていた。」
小さいころから光を待っていた美海。
きっと助かる方法があるといって
もどっていく紡の前にうろこさまが
あらわれました。
海神様がシシオへつれてこいと言ったそう。
美海の前で悩む光。
『まなかが俺を好きになってくれる・・
俺はそれをずっと望んでた。
一番近くで いつも笑ってたかった。
まなかの笑顔を守りたいって。
でも 陸にあがってきて
不安におしつぶされそうだった俺を
一番近くで守ってくれていたのは・・
なのに 俺は お前の気持ちに全然気づかないで』
まなかを好きだと何度も叫ばせた美海。
「おまえ すげえ 傷つけて。
俺・・
おまえ なんなんだよ。
おまえ あほだろ?
どうして俺みたいなの好きになったんだよ。
まなかと両想いだって
美海 おまえがこんなになるようのダメなんだ!」
「好きにならなければ つらくならない。」
「誰かをおもえば 誰かがなく。
誰かを犠牲にして 傷つけて
そんなのが好きって気持ちなら
人を好きになるって
最低だ!」
涙を流す光。
「奪ってくれよ!海神!
俺の誰かを好きになる気持ち
丸ごとどっか持ってってくれ!
そんで 美海を助けてくれーーー!!」
その叫びと思いがひろがる。
「大丈夫だよ ひーくん。
美海ちゃんの気持ちは・・。」
『ああ 泣いてる。
光はバカだな。
海神様も バカだ。
海神様 どうして
おじょしさまの心を奪ったの?
だって おじょしさまは。
ああ おしえてあげたいな。
海神様に。光に。
誰かを好きになる気持ちは・・』
海神様の意志が動き出しみたま火が灯りました。
『光に伝えたい。
こんなふうに
私を思って泣いてくれる人を
好きになってよかったって。』
美海をとりまく海神様の意志。
バリアでもはられたように
美海のそばには近づくことができない。
『光が教えてくれたんだよ。』
「誰かを好きになるの
ダメだって ムダだって思いたくねえ。」
『そう。ダメじゃない。
好きな気持ちは ダメじゃない。』
光がバリアを割って美海を抱きかかえ
つれだしました。
くずれていく過去のおじょしさま。
「海神よ なぜ おじょしを」とみているうろこさま。
めざめた美海。
「海・・神さま
おじょしさまの 気持ち・・海に・・」
海にとけだすおじょしさまの気持ち。
「私も あの人を忘れたくはなかった。
だけど何より
子どもたちと あなたとの日々を
なくしたくなかった。
私の中の 愛する心。」
笑ううろこさま。
「なんて愚かなんじゃ。
神がきいてあきれる。
海神よ。
おじょしから愛する気持ちを奪っておきながら
その愛が 誰に向けられたものかは
わからなかったというか。
そして 今頃になって
海に溶けたおじょしの本心を知ったというか。」
おじょしさまの心に反応するみたま火。
「おじょしさまのかわりにまなかを手にいれ
海にとけた海神のむき出しの感情は落ち着き
海は凪となった。
傷つかなければ波がたつことももない。
そこに悲しみもないが 同時に喜びもない。」
みたま火は海神の意識。
「みたま火は 今まで自我を捨て
神としての役目を全うしてきたが
海にとけたおじょしの心に
思い出したんだろう。
そう。わしはうろこ。
海神のうろこ。
けれど 海神と同じく
あなたを永遠に愛している。」
みたま火に手をのばすうろこ様。
そこに目覚めた光の父が!
「美海 大きくなったな」
海と地上の間に生まれた子どもはエナを失う。
だから地上の危機がせまっている今
海の人間は冬眠しなければならなかった。
少しでも子孫を残し未来への可能性をつなぐために。
「しかし 美海がいる。
美海にはエナがある。
ならば これから先の希望も 残されている。」
うろこ様にも特に問題なし。
アキラにあわせてくれという父。
冬眠していても光が語った声は
届いていたのだそう。
『永遠に 変わらない心
時の流れに 変わっていく心
そのすべてが 間違いじゃない』
「おかえりなさい」
『凪いだ海が 動き出す』
波がおこりました。
目覚めた海の人たちがそろって地上へ
やってくるのをみる地上の人たち。
『月は 海から生まれる。
穏やかで やさしくて
はげしくて 痛くて』
ちさきも両親と再会。
『それでも どこまでもやさしい海。』
さゆにほほ笑む要。
まなかのところにいく光。
『好きは 海に似ている。』
まなかは美海のところへいき
良かったと手をとって喜びました。
「まなかさんが・・
まなかさんが ちっちゃいころからしってる
まなかさんだ!
おかえりなさい!」
「おかえりは私のセリフだよ!
おかえり!おかえり!おかえり!」
と美海に抱きついてさけぶまなか。
『すべては 海からうまれる』
すっかり元に戻った日常生活。
海村のみんなも通常営業。
まだ冬眠中の人もいるらしい。
父とご飯を朝ご飯を食べる光。
要といっしょに学校へ。
まなかはわすれものをしたとかで先にいくことに。
せっかく両想いだってわかったんだから
まなかとデートでもすればといわれ
そういうのはいいという光。
「いつかのちさきみたいなもの?
かわりたくないって。」
「いや かわってもいい。
だけど かわらなくたっていい。
自由だ。」
「うん。そうだね。」
遅刻して急いで歩くまなか。
アキラも海に遊びにきていて
いっしょに地上へ。
船の上には紡。
いつかつりあげられた網が。
大学に戻るけど休みには帰ってくるから
ちさきもさびしくない。
「地上からみる海って 好き」
「そういうのは俺じゃなく
光に言ってやるといい」
「い 今の ひーくんのことじゃないよ
別に〜〜」
と照れまくり。
魚面その魚のしゃべり方で会話する仲良し。
『まなかと紡が出会った時
運命の出会いだと思った。
だけど』
地上からふたりをよぶ光。
『運命なんて何一つない。
自分たちで変えていける。』
髪形を気にするさゆ。
背伸びしない方がさゆのよさとアドバイス
してあげる美海。
『地上で暮らしていた私は
海の人を好きになった。』
美海の好きな男の子はまだあきらめてない。
『その初恋で流した涙は
やさしい海にとけていった』
光 要 まなかも走ってきました。
『すべてを溶かしたその海は』
まなかのことも「まなか」呼び。
『これからも 新しい命と
新しい思いを生んでいく』
ちさきはそのまま紡のおじいちゃんといっしょに生活。
おじいちゃんの体にやさしい料理をお母さんに
おしえてもらうそう。
でかける紡と駅までいっしょに。
『いつかくる地上の終わり。
どうなるかなんて
まだ何もわからないけど
思いがきっと変えていける気がする。』
海をながめているうろこさま。
「海神様 まっことおもしろいですなあ
人間というものは。
傷ついても 答えはなくとも
それでもひたすら あがき
夢をみて
その思いが
おおいなる流れを変えることが
あるやもしれん。
ほう ぬくみ雪が やみましたな。」
砂浜を歩く光とまなか。
5年まえ光に伝えたいと言っていたことは
もう言葉にしなくても伝わっている。
「海に溶けて 空気に溶けて
時間を超えて
伝わる気持ち。」
「この世界には
たくさんの思いが輝いている。」
みんなの思いが、愛が、空気に海に溶けて
世界を変えていく。
愛の力は偉大だ。
海神様、おじょしさまを好きすぎて
その気持ちに気付かなかったのか・・。
おじょしさまの心を知った海神様も
今はからだがない状態だし
いっしょに溶け合って
海は幸せな気持ちで満ちていそう。
まなかが紡につりあげられたときは
本当に運命の出会いだと思ったけど
結局まなかは光とくっつくことに。
うう、美海がひとりかわいそうなことになりましたが
光よりいい男がきっといる!
最初から最後まで能天気なまなかより
美海のほうがヒロインぽかったな。
あ、もしかして美海がヒロインでいいのかな。
恋する少年少女たちの物語
楽しかったです。
先島光 花江夏樹
向井戸まなか 花澤香菜
木原紡 石川界人
伊佐木要 逢坂良太
比良平ちさき 茅野愛衣
潮留美海 小松未可子