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アルドノア・ゼロ 第10話「嵐になるまで-Before the War-」

第10話「嵐になるまで-Before the War-」

JUGEMテーマ:漫画/アニメ


不時着したデューカリオン。

伊奈帆とエデルリッゾ。

「大丈夫?いったい何が?」

そこにやってきたマグバレッジ艦長。

「アルドノア・ドライブが停止したようです。」

「そんなはずはありません!

 この船のアルドノアは 姫様が起動したのです。

 姫様が生きている限り 

 他人が勝手に止めることなどできません。」

「生きている限り・・あっ。 セラムさん!」

「え?」

「どこだ?セラムさんは。」



OP


「被害は?」

「船体の損傷は軽微。各部署の被害は確認中。

 現在 補助動力で稼働中です。」

「低空飛行が幸いしました。

 重力場で砕かれた雪原が断衝材になったみたいです。」

「艦載機を発進。警戒にあたれ。

 被害のあった場所は即刻修理。

 機関室は アルドノアドライブを点検。

 停止した原因を調査。

 マグバレッジ艦長は?」

そこへ艦長から通信。

「ブリッジ。至急 メディックをよこしてください。」

「艦長。どちらに?」

シャワー室にやってきた伊奈帆たち。

「呼吸 心拍 共に停止。」

「姫様!」

「タオルを。」

「えっ?」

「除細動機を使う。水をふかないと。早く!」

「は はい!」

「手伝おう。」と

タオルをエデルリッゾに渡す艦長。

シャワー室に急ぐ先生や鞠戸たち。

「カウンターショック 200ジュール セット。離れて。」

そして心臓マッサージ。

「私がやります!」

「ダメだ。体重が軽い。」

「手際がいいですね。」

「学校で習います。」

「学生はまじめに倣いません。

 人工呼吸をひやかすだけ。」

「命がかかってます。」

マウストゥーマウスで人口呼吸をする伊奈帆。

涙をうかべるエデルリッゾ。

「かわりましょうか?」

「大丈夫です。」

姫様が息をふきかえしました。

「姫様!」

伊奈帆も笑顔。

「よかった。大丈夫ですか。」

「伊奈帆さん・・。私は・・?」

「シャワーを浴びて 倒れたみたいです。

 どうしたんですか?」

「私・・あっ 私は 彼女に・・。」

そっと近付いてきたライエが
マグバレッジ艦長の銃を奪いました。

「動かないで!」

「あなた・・。」

「ライエさん。どうして?」

そこへやってきた先生たち。

「患者は?!」

「こないで!さがって。部屋の外に出て!早く!」

マグバレッジ艦長がうなづきました。

「耶賀頼先生。」

3人は外へ。

「君は 何者だ?」

「ヴァース・・いいえ 火星人よ。」

驚くエデルリッゾと姫。

「どうして・・。」

「新芦原のパレードで あなたを暗殺しようとしたのは

 私の父。父は 地球に住む火星のスパイ。

 あなたを殺せば 地位と報酬が約束されていた。

 でも任務を終えると 無残に殺された。口封じのために。

 火星人なんて信用できない!

 火星人はみんな敵!

 私はもう 火星人には戻れない。

 でも 地球人でもない。

 なのに あなたは火星人だって打ち明けた。

 火星人なのに受け入れられて

 火星人なのに居場所ができて

 火星人なのに!!

 仲間だと思ってたのに。

 全部 あなたのせい。

 あなたがきたから お父様が死んだ。

 あなたがきたから 戦争が始まった。

 あなたがきたから 裏切られた。

 あなたがきたから ひとりになった。

 あなたがきたから・・

 あなたがきたから
 
 あなたがきたから!」

耳をふさぐ姫様。

「なのに・・なのに どうしてあなたが!」

「ごめんなさい。

 私が あなたを不幸にしてしまったのですね。

 私が 愚かだったのです。」

「姫様!」

ライエの方へいく姫をとめとうとするエデルリッゾを
止める伊奈帆。

「平和を 願ったつもりでした。

 正しいことを したつもりでした。

 でも 私がわがままを通したに過ぎませんでした。

 むしろ 地球との関係は 悪くなってしまった。

 たくさんの人が死にました。

 どんなに間違ったことはしていないと思いこんでも

 現実には 大勢の人が・・

 不幸が ふりかかって・・。

 あなたにも あなたのお父様にも。

 許してほしいとは言いません。

 でも ごめんなさい。」

ライエの前にすわりこむ姫。

「どうして・・どうして あなたが泣くの?

 お父様はあなたを殺そうとしたのよ?
 
 私もあなたを殺そうとしてるのよ?

 どうして憎まないの?

 どうして許すの?

 どうしてやさしくするの?!

 どうして?!どうして?どうして・・・

 どうして・・・。」

発砲するライエ。
でも姫様にはあてず。

「バカじゃないの。

 やめてよ。」

そして銃を自分のこめかみに。

「何やってるの 私。」

「ダメ!」

姫が動くより先に伊奈帆がとめて
ライエをおさえこみました。

「何をするの!」

「オートマチックは スライドがひらくと撃発しない。

 暴発させずにとめるには こうするのがいいと思った。」
 
「あなた・・!」

「君が地球人か火星人かは 正直 どうでもいい。」

「あっ。」

「君は僕らの敵を憎んでいるし 敵からも狙われている。

 そして何より 僕らといっしょに戦ってきた。

 他にもまだ何か 理由がいる?」

と銃を返しました。

「私を信じるの?」

「少なくとも 僕たちは敵じゃないはずだ。

 味方になるかは 君次第だけど。」

「後悔するかもよ。」

銃をうけとるライエ。
マグバレッジ艦長に銃を返しました。

「あなたの身柄を拘束します。界塚准尉。」

「はい。」

「好きにして。」

つれていかれるライエ。

姫様は医務室へ。
ロケットペンダントをみている姫。

「それは?火星の工芸品ですか。」

「いえ。地球の御守りだそうです。」

そこへやってきたマグバレッジ艦長。

「耶賀頼先生。姫殿下の容体は?」

「異常はありません。

 でも 大事をとってしばらく 安静にしたほうがいいですね。」

「そうですか。

 でも そうもいっていられません。」

「大丈夫です。すぐに・・。」

「姫様。」

「そうだ 艦長。

 本当は守秘義務があるんですけどね。」

「これは?」

「カルテです。鞠戸大尉の。」

「カルテ?」

「そして 処方箋でもあります。艦長の。」

「私の?」

ライエのところにやってきたユキ姉。

「ありがとう。」

「え?」

「こんなところ 今までに比べたら

 天国みたい。」

アルドノアドライブを動かす姫。

「アルドノアドライブ 起動。

 動力 きました。いけます。」

「デューカリオン 発進。」

「あの子の父親は 自分と同じ火星人である

 お姫様を暗殺しようとした。

 火星人の連中はあの子の父親を殺し

 あのライエって子も 火星人なのにお姫様に銃を向けた。

 そして 俺もこの手で親友を撃った・・。

 味方に撃たれるのってどんな気分なんだろうな?

 ヒュームレイ。」

とまた酒をあおる鞠戸。

鞠戸の体験したことをカルテでみている艦長。



スレインとザーツバルム。

「スレイン。

 そなたが回収された 種子島からのデータだ。

 巨大なドッグと 造船設備。

 船をみたな?」

「はい。」

「それはアルドノアを持つ船だな。」

「おそらくは。」

「そのアルドノアを起動したのは

 アセイラム姫殿下か?」

「・・。」

「姫殿下の身を案じて黙するか。

 これを知っているか?」

「これは。」

「デューカリオン。

 重力制御能力を持つ オルレイン子爵のカタフラクトだ。」

「オルレイン子爵?」

「我が妻となる女性であった。」

「あっ。」

「我らは尽力した。

 皇帝陛下から賜ったアルドノアの力を使い 民を統べ

 ヴァースの荒れた地を開拓し 領地をひろげ

 富を築こうとした。

 しかし 何をしようと 我らには限界があった。」

「限界?」

「水と空気だ。

 アルドノアを生んだ古代文明人の時代は
 
 まだ水と空気が豊富であった。

 しかし 今のヴァースは 真空に近い薄い大気と

 地下に残ったわずかな水のみ。

 むしろ 薄い大気のせいで 常に砂嵐にみまわれる。

 これではどんなに土地があっても

 得られる実りはわずか。

 民が増えれば増えるほど

 生産が消費に追い付かず困窮していく。

 あの惑星に住むのは 最初から無理があったのだ。

 しかし 二代目皇帝 ギルゼリア陛下は

 アルドノアの力を信奉し

 工業力の発展ばかりに力を注がれた。

 アルドノアを支配する王族の権力を絶対のものとし

 民衆の苦しみには 耳を傾けられなかった。

 そして 民のつのる不満の矛先を地球へと向けられた。
 
 ヴァースに対し主権を主張し 独立を阻む

 遠く離れた星から統治しようとした地球こそが

 我らの敵であり 苦難の源であると

 ヴァースの民を扇動されたのだ。

 恐ろしいことに その妄言は みなに支持された。

 自らこそが優秀な民族であり
 
 豊かさを握っている劣等民族こそが悪であると。

 我らは地球侵攻を企て ハイパーゲートを経由し

 月に戦力を結集した。

 愚かにも それを正義と信じて。

 そして先鋒として 飛行能力に長けた我がディオスクリアと

 オルレインのデューカリオンが種子島に降下した。」

回想。

「なんと貧弱な。
 
 これでは覚悟をきめて降下した甲斐がございません。

 そうは思いませんこと?ザーツバルム伯爵。」

「ああ。肩すかしをくらったな。オルレイン。」

「この惑星 思ったより 容易く 手にすることができましょう。」

「皇帝陛下はもとより 我らが民も喜ぶことだろう。」

しかしそこに異変が。

「何事?!

 強力な時空歪曲波?

 よもや・・ハイパーゲート?!

 月が・・・割れた!?

 離脱するぞ!オルレイン。

 どうした?はやく離脱せよ!

 地上は危険だ!」

「時空の歪みが 反重力デバイスに影響を

 飛べません!」

「今助ける!」

「なりません!

 もはや手遅れ。

 私にかまわず お早く・・!」

「オルレインーーー!!」

大爆発。

回想おわり・・・。

「我は必ずや オルレインの無念を晴らす。」

「伯爵!

 ザーツバルム伯爵!」

地球。デューカリオン。

「こちら 戦艦デューカリオン。

 本部 入港許可願います。」

「ようこそ デュ―カリオン。

 入港を許可します。6番ドッグに 着艦してください。」

「デュ―カリオン 了解。」

「この目でみても まだ信じられないな。」

「空飛ぶ戦艦。まるで日本のコミックブックだ。」

「アルドノアドライブを起動できず 放棄したときいていたが
 
 アセイラム姫を保護したというのは 本当だったのか。」

「やっとついたんですね。」

「ああ。」

「地球連合本部。」

デュ―カリオン着艦。

「着艇まで あと 3 2 1。

 着艇。停留します。」

「これで 我々の旅も終りですね。」

「ええ。ひとまずは。」

「ひとまずは?」

「もし このまま船を預かることになれば 敵は・・。」

乗客も船からおりました。
耶賀頼とユキ姉。

「ここまでくれば もう安全ですね。」

「核攻撃にもたえられる 地下600mの秘密基地。

 大型シェルターには 

 たくさんの避難民が収容されているそうですよ。

 食糧も定員3年分の備蓄があるそうです。

 ただ 数があわないんですって。」

「定員を超えてしまったんですか?」

「その逆だそうです。備蓄のほうが余ってるって。」

「えっ?」

「避難民の多くは ここまでたどり着かなかったそうです。

 ここがやられたら 地球人は絶滅かもしれないですね。」

伊奈帆たち。

「でっか〜!」

「なあ 伊奈帆。

 一応みてきたけどさあ

 アレイオンがごろごろしてるのに

 無理して スレイプニールつかわなくても

 いいんじゃね?」

「慣れてるから。」

「そんだけ?」

「今まで戦った相手 装甲が厚くても 役に立たないし。」

「伊奈帆がいいなら いいんだけどさあ。」

「もういいんじゃない?あとはもう 

 プロの兵隊さんにまかせて・・ねえ?」

「うん。」

「念には念を だよ。」

「コンフォーマルパワーアシストねえ。」

アルドノアドライブの起動装置のところに
やってきた伊奈帆。

「アルドノア。」

そこへ姫とエデルリッゾ。
 
「これがすべてのはじまり。

 ありがとうございます。伊奈帆さん。

 私の命を助けてくださったそうですね。」

「いえ。戦争ですから。

「伊奈帆さんに助けていただいたのは

 これで何度めでしょう。」

「さあ。助けたつもりはないですし。」

「え?」

「戦争ですから。」

「いい人ですね。いい人です。」

エデルリッゾは不満顔。

「これからも・・

 これからも 友だちでいてくれますか?」

「はい。」

「よかった。」

「姫様 そろそろお時間です。」

「はい。では いきましょう。エデルリッゾ。

 それでは。」

姫様は世界にむけてよびかけ。

「私は アセイラム・ヴァース・アリューシア。

 ヴァース帝国皇帝 レイレガリア・ヴァース・レイヴァースの孫娘

 第一皇女です。

 祖国ヴァースに告げます。

 この無意味な戦争の即時停戦を求めます。
 
 私は無事。生きています。

 私の命を狙ったのは 地球人ではありません。

 地球侵略をもくろむ軌道騎士の策略です。

 地球人に罪はありません。

 今すぐ 戦争をやめてください。

 そして 地球と和平を結んでください。

 どうか この不幸に終止符を。」

その映像をみているザーツバルム伯爵。

手錠をかけられているスレイン。

「これは・・タルシス。」

「クルーテオ城から持ち帰った。
 
 あやつには過ぎた機体だ。」

『アルドノアドライブが停止している。

 ということは やはり クルーテオ伯爵は・・』

「月面基地へのレーザー通信で

 アセイラム姫殿下の所在が特定された。」

「なっ。」

「月面基地は 我が同志の管理下にある。

 姫殿下の声明は誰にも届くことはない。

 これより 敵本拠地にて決戦となる。

 揚陸城の戦力をもってしても

 無事では済むまい。」

スレインに銃を向けるザーツバルム伯爵。

「うっ。」

手錠を破壊してくれました。

「父君への義理は果たした。

 我が軍につくもよし 地球に逃げるもよし。

 好きにせよ。」

「ザーツバルム様

 発進準備 すべて整いました。」

「揚陸城 降下開始。

 目標 ロシア ノボスタリスク陸地球連合本部!」




ザーツバルムさんが思った以上にまともでいい人だった。

婚約者の無念を晴らすための謀反・・。
アルドノアドライブは皇帝とその直系しか使えず
姫様暗殺して政権握ってもアルドノアドライブは使えないし
どうするんだろうと最初のほうに思ってましたが
使えなくても全く問題ない。
王家とともにアルドノアドライブもなくしたいと思っていそう。

昔の恩義があるからとスレインを救出し
姫様大事のスレインが敵にまわるかもしれないのに
そのまま解放・・本当によくできた人だこと。

スレインはザーツバルムの話をきいたらむやみに
反対できないだろうけどでもやっぱ姫が第一かなあ。
その姫様は伊奈帆に人工呼吸で助けられてましたが。

ライエも相手が悪かった。
頬をぶてば反対側も差し出すような姫相手に
自分はどうみても八つ当たりとしか思えず・・。
ライエにはしっかりそばで導いてあげる大人が必要に
思えます。今は火星にも地球にも居場所がなくても
今からその場所はつくっていける。

スレイン、どうするんだろう。


 



界塚伊奈帆        花江夏樹
スレイン・トロイヤード  小野賢章
アセイラム・ヴァース・アリューシア  雨宮天

ライエ・アリアーシュ  三澤紗千香
網文韻子     小松未可子
カーム・クラフトマン  村田太志
ニーナ・クライン    加隈亜衣
詰城 祐太朗 斉藤壮馬
界塚ユキ        大原さやか
鞠戸孝一郎    中井和哉
耶賀頼蒼真    鳥海浩輔
ダルザナ・マグバレッジ 茅野愛衣
不見咲 カオル  嶋村侑
祭陽希咲   河西健吾
エデルリッゾ  永瀬いのり
ザーツバルム 大川透
レイガリア・ヴァース・レイヴァース 小川真司









2014.09.11 Thursday 16:33 | comments(0) | trackbacks(2) | 
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アルドノア・ゼロ/ALDNOAH.ZERO #10
『嵐になるまで -Before the War-』
| ぐ〜たらにっき | 2014/09/11 8:20 PM |
アルドノア・ゼロ 第10話「嵐になるまで -Before the War-」
「どうか この不幸に終止符を――」 地球連合本部へと到着したデューカリオン 平和を願う姫様の声明は届かず 揚陸城を降下させるザーツバルム卿! ライエに襲われアセイラム姫が倒れた事で動力を失い降下するデューカリオン アルドノアドライブを他人が止め
| WONDER TIME | 2014/09/12 8:15 PM |